2022年7月8日午前11時半ごろに発生した、安倍晋三元総理への事件。
周りには警護にあたるSPがいたにも関わらず、背後からの攻撃を防ぐことができませんでした。
この事態に、「SPは役立たず」「無能」「何してたんだ」と怒りの声が多く上がっています。
そこで今回は、SPが何人で何をしていたのか、警護状況に問題がなかったのかをまとめていきます。
安倍晋三元総理の事件でSPに非難!
事件が起きたのは、2022年7月8日午前11時半ごろ。
奈良県奈良市の近鉄「大和西大寺駅」駅前にて、応援演説中の安倍晋三元総理が背後から攻撃されました。

この悲劇を「なぜ防げなかったのか」と警護体制に疑問の声が多く上がっています。
特に指摘されている点としては、
- SPが全員正面をみていて誰も背後を確認していなかった
- 誰も安倍元総理をかばわなかった
などです。
実際の画像を見てみると、確かに誰も後ろを警戒していないように見えます。


日本はこういった事件が少ない国であることから、「平和ボケしている」との指摘もありました。
安倍氏の後方で背中合わせで立ち、背後に睨みを効かせ続ける警備体制が全く敷かれてませんね。平和ボケにも程がある https://t.co/yegJaOokXc
— 光の幸魂 (@izawanomiya) July 8, 2022
SP、奈良県警は本当に
— な (@nv_ly1) July 8, 2022
何やってたんだ?
無能すぎんだろ!
安倍の演説中、全員前向いて
後ろにいる犯人誰も見てねえ
じゃねえか!
平和ボケしすぎだろ! pic.twitter.com/wPPwzZ4ZKz
安倍元総理の無能SPども。お前ら本当何してんだよ。平和ボケしやがって
— あわ (@Awabubble1234) July 8, 2022
当時の状況は?

報道によれば、安倍晋三元総理が演説を行っていた場所は、
一般人が数メートルのところまで簡単に近づける状況だった
安倍晋三元総理の背後はガラ空きの状態だった
ということがわかっています。

街頭演説といえば、一般的には車の上などから行うイメージがありますよね。
炎熱の東京から曇天の北海道へ。やっぱり涼しい。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 2, 2022
伊達市と室蘭市に長谷川岳候補の応援に行ってきました。よさこいソーラン祭りの創始者長谷川さん。彼の創造力と発信力が今こそ必要です。
長谷川岳に力を❗️宜しくお願いします。 pic.twitter.com/GHDjzb6cSI
しかし、今回に関していえば、歩道にいる聴衆と同じ目線。

しかも、簡単に近づけるところで行っていたという点が不運だったとも言えるでしょう。
安倍晋三元総理のSPは何人いた?

安倍晋三元総理のSPや警備体制については、
- 警視庁警護課のSPが1名
- 奈良県警の警備担当が数名
と報道されています。
安倍元総理の周囲では、警視庁警護課のSP1名が警戒に当たっていた。
FRIDAY(2022/7/8)
また、それに加えて奈良県警の警備担当者も現場入りしていたという。
具体的な人数については、「態勢や警備のやり方に関わる」として明らかにされていません。

この写真を見たところ、SPらしき人物が3〜4名ほどは安倍元総理の周りにいるように見えます。
山本順三候補の応援に大分から愛媛へ。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) June 30, 2022
新居浜市と西条市で街頭演説でしたが暑さが半端ないなか最後まで聞いて頂いた皆さん有難うございました。山本さんは私と同い年の予算委員長。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/jYKnMc9hzp

2022年6月30日の応援演説時も、黒いスーツのSPと思われる人が3名ほど見えます。
この時には、きちんと後方を警備している人がいることが分かります。
一部報道では、警備の人数が足りていなかったのでないかと言われています。
通常、大物の政治家が演説に来る場合は、
政党から県警に連絡があり、警備に当たることになります。
しかし、今回の演説については「前日に急遽決まった」ことが分かっています。

このことから、
- 急なスケジュール変更で警備体制が不十分だった?
- 奈良県警の規模では人数が足りなかった?
と指摘されています。
「前日夜に安倍元首相のスケジュールが変更されたと聞いています。
AERA dot.(2022/7/8)
人員が豊富な首都圏であれば問題なく対応できますが、
要員が限られた奈良県警ぐらいの規模だと、なかなか対応は厳しいと思います」
安倍晋三元総理のSPは何してた?

人員の配置について、警視庁は、
- 安倍元総理の警護
- 雑踏警備
- 交通対策
など、「所要の警備態勢を取っていた」と説明しています。
しかし、ある危機管理コンサルタントは、
警視庁のSPについては訓練されたSPだと一目で見て分かる。
しかし、奈良県警の私服警官はSPとしての動きではなかった。
と指摘。
「奈良県警の態勢をテレビ映像で見る限り、
AERA dot.(2022/7/8)
通常いるはずの後方を確認する警察官は見当たりません。
警備に穴が開いているのは映像だけでも分かります」
「結果論に聞こえるかもしれませんが、
AERA dot.(2022/7/8)
ガムテープを巻いた、人目に付く手荷物を持つ人物がいれば、通常はマークして行動注視します。
首都圏であれば無線で『注視しろ』という指示が出ます。
この指示が出ていれば、黙って容疑者の前に立ち、行動を注視しますが、今回そうした動きは全くなかった。
連携が取れていない。
慣れていないという印象は否めません」
このような事件が発生してしまった原因をまとめると、
- 奈良県警が大物政治家の警備に慣れていなかった
- 急な演説で警備の人数が足りていなかった
- 警視庁SPと奈良県警の連携が取れていなかった
- 不審な人物のチェックが甘かった
- このような攻撃を想定していなかった
などが考えられます。
結果論にはなってしまいますが、大物の政治家が訪れる機会が少ない地方だったということが、
今回の「警備態勢の穴」に繋がってしまった可能性はあります。
総務省出身、国際経験豊かな街づくりの専門家佐藤けい候補の応援に奈良に来ました。生駒駅前と西大寺駅前で支持を訴えました。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) June 28, 2022
暑いけど頑張ります。
佐藤けいに力を❗️ pic.twitter.com/Q6FVMkiqcI
ただ、すぐに容疑者を取り押さえ、被害が拡大しなかった点については評価できるのではないでしょうか。

安倍元総理のSPは役立たずで無能!ネットの声
なにがSPだ役立たず
— 斉 英子 part2 (@k343p5) July 8, 2022
それにしても、SPや警察は何やってたんだ。何の害もない市民を不当に逮捕するくせに、肝腎の時には役立たずじゃないか。
— 伊東麻紀@祝!笙野頼子さん新刊 (@ItohMaki) July 8, 2022
日本のSPって役立たずなの?
— ︎︎︎︎na ku ︎︎︎︎☺︎ (@xNakuc) July 8, 2022
警備ガバガバすぎ
今回の安倍さんの件って最悪1発撃たれたのはしょうがないと思えるところはある。
— 日本どうなってんの? (@heiminnohigami) July 8, 2022
でも2発目撃たれたのは警察、SPが無能だからだよね?
警察、SPで安倍さん庇って怪我した人もなく…
役立たずの紙みたいな警護でこれからの日本の要人は大丈夫?
小室圭なんかに警備費使わず日本の要人に使え。
まとめ
今回は、2022年7月8日に発生した安倍晋三元総理の事件について取り上げました。
当時の警備態勢に不備があったのではないかという指摘が続々と上がっています。
急なスケジュール変更、地方での演説、近づきやすい場所だった等、不運が重なって起きてしまった事件に思えます。
安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈りしています。




コメント
コメント一覧 (3件)
残念でなりません…。
安部さんの御冥福をお祈りいたします。
日本はあまりにも平和ボケ。犯罪者に超優しい国だ。
習近平やプーチンが地元で演説する時は、狙撃兵も いたるところに配置している。
今回、犯人が2発目を発砲する前に問答無用で即射殺するべきであった。
今回を期に全国の警察で訓練して欲しい。
また、警察官が発砲するのをいつも叩く、日本全国のマスコミは即潰れて欲しい。
殺傷能力のある自作の銃を堂々と持ち歩ける事、
警備が敷かれて人が大勢居る日中の街中で発砲できる事が怖い。
日本は地方自治体程度なら簡単にテロ行為が成功すると言う証拠を作ってしまった事件でもある。
アビスパ福岡は福岡県の恥。