国葬費用はどのくらいで金額はいくら?場所は日本武道館が濃厚か【安倍晋三元総理】

安倍晋三元総理の国葬の費用はいくら?場所はどこ?
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安倍晋三元総理について、2022年秋に国葬が行われることが発表されました。

亡くなった直後から国葬を望む声が多い一方、税金が使われること等に反対する声も多くありました。

そこで今回は、国葬費用はどのくらいの金額がいくらかかるのか、そして国葬の場所はどこになるのかまとめていきます。

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目次

国葬費用はどのくらいで金額はいくら?

安倍晋三元総理の葬儀

2022年7月8日に亡くなった安倍晋三元総理の葬儀について、今秋に「国葬」する方針が発表されました。

国葬とは:国家に功労があった人の死に際して、国家の儀式として国費で葬儀を行うこと

首相経験者の国葬は、1967年に亡くなった吉田茂さん以来となります。


安倍元総理を国葬をする理由として、

  • 歴代最長の在任期間だったこと
  • 外交面の功績が海外から評価されていること

などとしています。


「国葬」となると、金額は全て税金から支出されることになりますが、費用はいくらなのでしょうか。


1967年の吉田茂さんの国葬の費用は、1800万円ほどだったようです。

国葬は全額国が負担する葬儀。
首相経験者の国葬は戦後、1967年の吉田茂氏以来2例目となる。
吉田氏の国葬は1800万円を投じた。

引用:日経新聞(2022/7/14)
吉田茂の国葬
吉田茂の国葬(1967年)

しかし、50年ほど前の経費なので、当時とは物価も異なります。


現代の費用に換算すると、

1億円〜2億円はかかるのではないかと予想できます。

お金

参考にしたのは「合同葬」の費用です。


国葬は吉田茂さん以降行われていませんが、

それに類似するものとして「合同葬」があります。

合同葬とは:首相経験者に対して内閣・自民党が合同で行う葬儀のこと

中曽根元総理の合同葬
中曽根元総理の合同葬(2020)

この合同葬にも国費(=税金)が使われています。

近年の合同葬の費用一覧が以下のとおりです。

名前費用内国費(税金)
2000年小渕恵三1億5,100万円7,555万円
2005年鈴木善幸1億900万円5,549万円
2006年橋本龍太郎1億5,400万円7,702万円
2007年宮沢喜一1億5,400万円7,696万円
2020年中曽根康弘1億9,300万円9,600万円
近年の合同葬

全体の費用は、1億900万円〜1億9,300万円

自民党と折半ですので、税金は5,549万円〜9,600万円が投入されたことになります。


今回、安倍晋三元総理の葬儀が「合同葬」ではなく「国葬」になった場合、

1億円以上の国費(税金)が経費としてかかる可能性があるのではないでしょうか。

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安倍晋三元総理の国葬の場所はどこ?

安倍晋三

安倍晋三元総理の国葬が行われる場所がどこなのでしょうか?

こちらも過去の式場を調べたところ、「日本武道館」の可能性が高そうです。

国葬は、1967年の吉田茂さん以来となりますが、当時の会場が日本武道館でした。

吉田茂の国葬
吉田茂氏の国葬(1967年)@日本武道館

さらに、その後の首相クラスの葬儀(合同葬)の場所を見てみると、

やはり日本武道館が多いようです。

名前場所
2000年小渕恵三日本武道館
2005年鈴木善幸新高輪プリンスホテル
2006年橋本龍太郎日本武道館
2007年宮沢喜一日本武道館
2020年中曽根康弘グランドプリンスホテル新高輪
近年の合同葬

参列者の数を見てみると、近年では、小渕元総理の6,000人が最多です。

小渕恵三
小渕恵三元総理
名前参列者
2000年小渕恵三6,000人
2005年鈴木善幸2,000人
2006年橋本龍太郎4,600人
2007年宮沢喜一2,700人
2020年中曽根康弘1,400人
近年の合同葬

2020年の中曽根元総理の合同葬はコロナ渦ということもあり最低限の人数となっていました。

中曽根元総理の合同葬
中曽根元総理の合同葬@都内ホテル

2022年もまだ感染者数が収まっていませんので、

どの程度の規模で行うかはこれから検討するところと思います。


ただ、安倍元総理は在任期間が最長で、海外からの参列者も見込まれます。

感染対策をしっかりした上で、大規模に行われる可能性もありそうです。

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安倍晋三元総理の国葬に賛否両論

安倍晋三元総理の国葬に当たっては、「賛成」「反対」の意見が真っ二つに分かれています。

賛成の声

反対の声

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まとめ

今回は、安倍晋三元総理の国葬に対する費用や場所について取り上げました。

海外からの要人の警護、コロナ対策費用なども含めると多額の費用となる可能性はありそうです。

新たな情報が入り次第、更新していきます。

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