2023年1月9日に淀川河口に迷い込んだマッコウクジラの「よどちゃん」。
3日後、ほとんど動きが見られず「死んだ」との情報が入ってきました。
一体、その後はどうなるのでしょうか?
淀川のクジラ「よどちゃん」死んだ?

2023年1月9日に、淀川河口付近に迷い込んだクジラ。
「よどちゃん」との愛称で、連日見物客が訪れていました。
詳しい場所についてはこちらの記事でまとめています。

しかし、2023年1月12日午後4時ごろ、
専門家により「死んだ」との見解が発表されました。
クジラを2時間近く観察したものの、動きが見られなかったためです。
実際に観察をしたのは、
大阪市立自然史博物館外来研究員の鍋島靖信さん。

鍋島さんは、取材に対し、
「2時間弱見ていたが、
一度も噴気をあげなかった。
目立ったケガはない。
もともと弱っていたため、外洋からここまで流されてしまったのではないか。
残念だ」
と話しています。
しかし、最終的な「死んだ」結論は、自治体が行う予定とのこと。
そのため、まだよどちゃんが「死んだ」との確定はされていない状況です。
ネットの反応
やっぱり死んでしまいましたか。
弱っていたからこそあそこまで流れ着いたんだろうな。
元気になって外洋に帰ってくれればと思っていましたが残念です。
数年前に狸を保護したときにも思いましたが、野生動物が人間の前にガッツリ姿を表すときはその個体は死期が近い状態なんだと思います。
結局その狸さんも動物病院に連れて行きましたが亡くなりました。
悲しい気持ちもありますが、自然の摂理なのでしょうね。
こういうニュースや、テレビで特集をくむ野生の動物が強い動物に狙われる姿に 助けてあげたい と思います。
でも、でもどこまでやるか、それによって、生態系が変わってしまうかもしれない。
恐竜が滅びたように、絶滅危惧種をと言われている動物をどこまで守るべきかも考えてしまう。
話がそれましたが、やはり、残念です。
※Yahoo!ニュースコメントより引用
淀川のクジラ「よどちゃん」その後どうなる?爆発の可能性も
まだ死んだとは確定していないものの、よどちゃんはその後どうなるのでしょうか?
一般的に、こういった鯨などの死体については、
自治体が処理する
ことに定められています。
具体的には、水産庁の「鯨類座礁対処マニュアル」に沿って対応が行われるものと考えられます。
しかし、8メートルもある鯨をどのように処理するのでしょうか?
対処マニュアルによれば、
- 海底に沈める
- 陸に上げて適切な場所に埋立る
の2つの方法があるそうです。
どちらにしても大変な作業となるでしょうね。
ちなみに、クジラの死体は腐敗が進むとガスが溜まり、
爆発してしまう
ことが危惧されています。
淀川のクジラ死んだっぽいって聞いて
— あいら🛹💚 (@ai_ai_ai_aira) January 12, 2023
クジラって死後ガスが溜まって爆発するから近くにお住いの人
臭いや内蔵爆発気をつけて
まだ死んだとは確定されていませんが、早急な対応が必要となるでしょう。
まとめ
今回は、淀川に迷い込んだよどちゃんのその後について取り上げました。
残念な結果となりましたが、自治体には安全な方法で適切に対応してほしいですね。
ちなみに、最近では湘南で「リュウグウノツカイ」も発見されています。

何かと海洋生物の話題が多いですね。
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